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猿渡 英之 (専門分野;分析化学、環境化学、地球化学)
研究内容
 プラズマ質量分析、プラズマ発光分析といった方法を用いて、環境試料中の微量元素を分析する方法を開発している。そして、河川や沿岸海域において、生物とその生息環境中での微量金属元素、特に希土類元素の濃度を測定し、元素の挙動について調べている。

 また最近は吸光光度法などの定量分析法を教材として生かすための研究を行っている。近年、環境に対する関心が高まるとともに様々な分析データを日常的に目にするようになり、また環境学習などにおいても化学分析を行う機会が多くなっているが、学校の理科の授業において化学分析を学ぶ機会は少なく、分析データを正しく理解して評価することがあまりできていないのが現状と思われる。そこで、簡便で原理がよく分かり分析感度も優れた教材を開発し、化学分析の実際とともにデータの信頼性などについても学べるようにしたいと考えている。


(担当授業科目:化学講義IB、化学実験II、物質エネルギー科学D、環境化学など)
 
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Miyagi University of Education.