トップページ
お問い合せ
田幡 憲一 (理科教育学、生物教育学)
研究内容
  私が大学に入学したのは1973年。中東戦争をきっかけに、石油の値段がどんどん上がるエネルギー危機がぼっぱつした年です。石油などの利用による環境汚染にも、社会的な関心が向き始めた時代でもあります。
 安定して利用でき、地球環境を守るエネルギー獲得の手段である植物の光合成反応に興味を持って、大学と大学院で研究を行いました。
 大学院を修了してからは、高校の生物教員として高校生に理科を教えてきました。この間に、生物そのものに対する興味が深まるとともに、生物教材をつくることや、生命や環境について考えるプログラムをつくることにも、興味は向いてきました。
 現在は、高校教員として培った生物教育、理科教育への問題意識を、本学の学生さんや本学の内外の教育や研究に携わるみなさんとともに、深める活動をしています。

 現在の研究テーマは大きく次のふたつにわけられます。
1 身近な生物を利用した小、中、高等学校の教材を作成すること。
2 理科教員を目指す学生さんに、実践的に理科の基礎基本を身につけてもらうプログラムを作成すること。
編・著書 (宮城教育大学助教授採用後)
1. 大橋洋一 新行内博 臼田浩一 小沢淳子 小泉裕一 萩原紀久美 早崎博之  早山明彦 深沢孝文 降幡高志 増冨愛子 三浦弥生 田幡憲一 編:生物の教育, 東京都生物教育研究会 (1991)
2. 田幡憲一 早崎博之 市石博 奥谷雅之 柏倉正伸 小泉裕一 新行内博 編: 日常の生物事典,東京堂 (1998)
3. 田幡憲一 鈴木誠 森屋一 財団法人遺伝学普及会 編:とっておき生物実験, 裳華房 (1998)
4. 松森靖夫 池田幸夫 鎌田正裕 川崎謙 田幡憲一 平井安久 福岡敏行 森本信也  著: 論破できるか! 子どもの珍説・奇説, 講談社 (2002) 
担当授業科目(2002年度〜2003年度)
 学部、大学院を通じて、実践での反省を踏まえて、理科教育の基礎基本を大学で身につける方法や、身につけた基礎基本を実践の場で活用する方法を、学生のみなさんと模索しています。
学部:理科教育法I、理科教育法IIB、理科教材研究法c、理科教材研究法d、理科教育演習B、総合演習6、ゼミナール、環境教育演習、教育実習事前事後指導
大学院:臨床教育研究D、理科教育特論B、理科教育特別演習B
理科教育講座 生物学分野
 
Copyright(C) 2003 Division of Science Education.
Miyagi University of Education.