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新しい天文教育の実践授業
 理科教育は、観察や実験がとても重要です。その中で、天文分野は特に昼間の授業の中で観察がとても難しい分野です。そこで、私たちは、インターネット望遠鏡という新しい形での星空観察を授業の中で利用する方法を検討しています。宮城教育大学インターネット天文台には、インターネット経由で操作できる望遠鏡があります。仙台市内や海外の小中学校の理科の授業や総合学習の授業の中で、インターネット望遠鏡を利用した観察を取り入れた授業を実践しています。この取り組みは、仙台市天文台や仙台市内の教員のみなさんのご協力のもと、仙台市教育委員会との地域連携事業の一環として実施しています。
 本年度は、10月7日に広陵中学校1年生の仙台市天文台プラネタリウム学習の中で、中学生が、宮教大インターネット天文台のインターネット望遠鏡を遠隔操作し、昼間の星空観察を行いました。インターネットを利用した遠隔制御の威力に驚いたという感想が聞かれました。
 さらに、桜ヶ丘中学校では、2年生の総合学習「星空環境マップを作って、光の環境を調べよう」の一環として、10月9日、桜ヶ丘中学校の教室から宮教大のインターネット天文台にアクセスして、インターネット望遠鏡を遠隔操作し、観察を試みました。あいにくの曇天で昼間の星は見えませんでしたが、インターネットを通じて宮教大インターネット天文台にいる学生ともコミュニケーションをはかり、インターネットの新しい利用形態を実感しました。
 今後も両校をはじめとして継続的に、理科や総合学習、障害児教育の中での活用を実践していく予定です。
広陵中学校1年生の宮教大インターネット天文台のインターネット望遠鏡を遠隔制御して昼間の星を観察(仙台市天文台にて)。観察できたベガの映像。

詳しくは、星空観察ネットの広場をご覧ください。

 
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